□ 広州陶芸と日韓ポジャギ展、そして墨染め体験・・・ H27年8月30日:記

8月10日〜30日まで広州陶芸と日韓ポジャギ展が京畿道広州市で開かれ、後半の部のオープニングと
墨染め体験に行ってきました。相変わらずの下手なショットですが、少しだけ紹介を・・・(^_-)


会場の広州市文化スポーツセンターには
こんな作品展お知らせのこんな垂れ幕が・・・
『広州王室陶磁展』
会場の正面玄関には、我々日本の作家の
ポジャギの大作が飾られていました。

パンソリに合わせた舞踊で
幕開きでした。
コムンゴの
何とも言えない音色が
女性の白い衣装に映えて
静かに響いていました。
(^^♪
いろいろな打楽器が、5人の若者の
体から唸っているような
息の合った見事な演奏に、しばらくは
自分もその中に引き込まれて・・・
\(^o^)/


先生の作品が飾られている会場ですが
写真を撮るタイミングを失ってしまうくらい大勢の
方が来られて、気の弱い私は案の定 
下手なスナップになってしまいました・・・
人のせいに す・る・で・な・い!! (^^ゞ
とにかく見事にマッチしていました。
先生と朴相珍先生のコラボ展は、10年前についで
2回目ですが、そのときから「相珍先生は
人間国宝になられる作家さんです。」と
聞いていましたので、焼き物好きの私には
特に楽しみでした。(^_^)

そして、この茶器揃いは特に我々の仲間に
人気があって完売だったようです。(@_@;)
私は〜 というと、???・・・
別の部屋では、日韓の作家さんの作品と
陶磁器が飾られていて・・・



作品展の次は骨董屋さんへ・・・
私には “目の毒” でした。何しろ持って帰るのが
たいへんなので、あっさりとあきらめが
つきました・・・(^^)v
心惹かれるものがいろいろと・・・
でも結構いいお値段でしたよ。
滞在時間が少なかったのもよかったです・・・(^_-)



次は “美江窯”へ
魯 英才氏の
作業場兼展示館
この辺りは
朝鮮王朝時代の
王室専属の窯場が
置かれていた所で、
この作家さんの
ご先祖もそのお役目
だったそうです。
ドラマ『ジョンイ』に
出てくる
いわゆる“分院”です。
「プノン」と読みます
左の建物の2階です。
雨に洗われた緑の中の
ギャラリー・・・
窓の外の緑と器の白、
そして木の棚の色が
なんとなく ホット・・・
(*^_^*)
階段を隔てて向かい側にも
作品がたくさん並んでいて。
皆さん ここでも買い物を
なさっていました。
私も欲しかったのですが、
何しろ重いものなので
帰りの飛行機の重量を
考えてしまいました・・・
(-_-;)



近くに“顔博物館”という所があって、とにかく 顔、顔、顔・・・ 昔の彫刻から肖像画、そして
現代の写真に至るまで、ありとあらゆる表現方法で人間だけでなく動物まで・・・(@_@;)
左はこの博物館の裏手にある200年前の家ですが、何とも風情のある家屋です。
今にもジョンイが出てきそうな〜(テレビの見過ぎ か・な?・・・(^^ゞ  )
右の写真はやはりこの家の前にある ふる〜い石像で、お地蔵様や羅漢様のような・・・
周りを山に囲まれて、マイナスイオンをいっぱい吸った清々しい感じでした。\(^o^)/


この坂を上がっていくと、分院(プノン)の窯跡が・・・ この草むらの下に窯があるそうで・・・


京畿 陶磁博物館 分院(プノン)白磁資料館です。 資料館の前の分院(プノン) 石碑跡


資料館の内部。窯跡から出土したかけら・・・ ドラマにも出てきた登り窯


その日の夕食はサムゲタンでしたが、
おかずだけ撮って、肝心のメインは気がついたら
形が崩れて鶏の姿は跡形もなく・・・
いつものこととはいえ (^^ゞ

おかずの唐辛子はかなり辛かったようです!!



今回の宿は『コンジアムリゾート』というホテルで、冬場はスキー客で賑わうそうです。
ホテルの前ですが、、染色にはうってつけのとても良いお天気でした。右の写真はホテルの中庭にある
滝ですが、もうすでに紅葉が始まっていました・・・かなり標高の高い所です。
日本でいうとちょうど『有馬温泉』に似たようなところでしょうか・・・(^_-)


今回は墨染めということで各自用意したモシを、
濃い色、中間色、薄色に。
さわやかな青空のもとで・・・


植え木の上にも布を広げて。 朴相珍先生が希望者に字を書いてくれています。
 みんな白い布を持って我先にと並んで・・・


午後は『民画体験』ということで、韓国の作家さんが
用意してくださった団扇に色を付けていきました。
単なる塗り絵とタカをくくっていたら、なんと・・・
けっこう難しくて〜。早い人は早いですが。
その後は、広州市の街中にある
質の良いものがたくさん売られている市場へ〜
皆さん、早速主婦の顔に戻ってお土産を・・・
これも真剣でした (^_-)


翌日は広蔵市場と仁寺洞で、午後は帰路へと・・・
時間があまり無かったので、私は早足で仁寺洞の目的の店へと回りました・・・(-_-;)

今回も難なく、そして良い体験をさせていただきましたが、最後の最後空港の出国検査の所で・・・
「ちょっと待ってください!」と止められ、「中身を見せてください!」???
なんと陶磁器の影が映ったようで、せっかく壊れないように入念に梱包していたのを開けられて
「領収証見せてください!」とのこと。盗品を疑ったようです。こんなこともあろうかと、領収証を貰っていた
のですが、またこれがなかなか出てこなくて・・・ 貴重な いい(?)経験をしました。
「ドジ!!」 (-_-;)

そしてその陶磁器は???・・・     また次の機会に〜  ではまた。


<画像の無断転載等はお断りいたします。ポジャギ「へばらぎ」>
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